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点検改修

点検方法の種類

点検改修・点検方法の種類

木材の点検には、目視・触診・打診等の特殊な工具を必要としない定性的な点検と、含水率・応力波伝播速度・穿孔スラスト・超音波・電磁波レーダー等測定機を必要とする定量的な点検方法とがあります。

点検方法 点検内容
目視 材色の変化や錦糸、子実体(きのこ)の有無、蟻害の兆候の有無、材表面の変色状態、部材のたわみ、割裂、めり込み、変形等を目視により観察します。
触診 剤の表面を千枚通しなどを用いて突き刺し、その抵抗から腐朽の有無を判断します。
打診 健全な部分と腐朽している部分をハンマーで叩き、音を聞き比べることにより、腐朽の有無を判断します。
含水率 ポータブル含水率計により、木材の含水率を測定します。腐朽している部位については、その部分の含水率が高いことが多いので腐食の可能性をある程度判断することができます。
応力波伝播速度 ハンディタイプの応力波速度測定器で応力波の伝播時間を測定します。健全材の場合は、電波スピードが早く、腐朽箇所がある部材では伝播スピードが遅くなります。
穿孔スラスト φ3.0mm程度のドリルで部材を穿孔し、そのトルク抵抗により木材内部の状況を診断します。健全部ではトルク抵抗が大きく、腐食部分あるいは蟻害などの脆弱ないし空洞部分ではトルク抵抗の反力が小さくなります。
超音波検査 測定点を2点設け、発振子より超音波を発生させ、受振子で受け、その透過時間を測定することで木材内部の欠損を推定する方法です。
電磁波レーダー探査 パルス波の送信波を送信アンテナから部材中に放射し、電気的特性が異なる物質、例えば、腐食部や空隙等の境界面で反射した波を受信アンテナで受信することにより、部材内部の性状を判断します。(地雷探査機と同じ原理)

トラス橋改修事例

葛西臨海公園トラス橋(東京都江戸川区)

ヘキサパイル工法は、照明柱・サイン・看板の基礎工法です。従来の基礎工法では、現場でコンクリート基礎を打設するか、箱抜きされたコンクリートブロックを地中に埋め込むのが一般的でしたが、このヘキサパイルは重機を必要とせず、ハンディタイプの電動工具で打ち込むだけで施工できます。

規模 幅員3.0m x 橋長13.0m
使用材料 ・構造材:鋼材
・床板:イペ材
・化粧材:アフゼリア材

Before&After

ふれあい橋(京都府亀岡市)

ふれあい橋は、桜の名所である七谷川和らぎの道に架けられています。古い木製トラス橋が老朽化したので、新しいトラス橋に改修しました。構造材には、溶融亜鉛メッキされた鋼材を使用し、景観に配慮するため、外装は天然木材で木化粧しています。既設橋梁の撤去と新設の架設を同時に行なうこおとにより、支保工の設置費用を軽減しています。

規模 幅員2.0m x 橋長26.7m
使用材料 ・構造材:鋼材
・床板:イペ材
・化粧材:レッドシダー材

Before&After

井戸尻橋(静岡県由比町)

井戸尻橋は、生活用橋梁のため、景観性より機能性・経済性を重点に置き、改修されました。橋長が15.6mと比較的短いので、既設の木製トラス橋はそのままの状態で、別途設置したH形鋼の主桁と横桁で荷重をうけるように補強されています。

規模 幅員1.8m x 橋長15.6m
使用材料 ・橋梁上部工:現況のまま使用
・補強材:主桁 鋼材、横桁 鋼材

Before&After

さくらの森公園トラス橋(兵庫県加古郡)

さくらの森公園トラス橋は、車道の上に架けられており、通行止めをしないと維持管理ができない場所に設置されています。このため、架け替える橋については、維持管理をできるだけ軽減するということに重点が置かれ、構造材・床板ともに全て溶融亜鉛メッキされた鋼材、高欄にはステンレスが使用されています。

規模 幅員2.0m x 橋長20.0m
使用材料 ・構造材:鋼材
・床板:縞鋼板
・高欄:ステンレス

Before&After

吊橋改修事例

砧公園吊橋(東京都世田谷区)

既設の吊橋が老朽化したため、全面改修を行ないました。床板には再生木材、縦桁にはアルミ合金、高欄にはGRPと耐久性のある素材を使用しており、維持管理の軽減と吊橋全体重量の軽減が図られています。

規模 幅員1.5m x 橋長30.6m
使用材料 ・構造材:鋼材(縦桁:アルミ)
・床板:再生木材
・高欄:GRP

Before&After

平野橋(和歌山県有田郡)

井戸尻橋は、生活用橋梁のため、景観性より機能性・経済性を重点に置き、改修されました。橋長が15.6mと比較的短いので、既設の木製トラス橋はそのままの状態で、別途設置したH形鋼の主桁と横桁で荷重をうけるように補強されています。

規模 幅員1.8m x 橋長15.6m
使用材料 ・橋梁上部工:現況のまま使用
・補強材:主桁 鋼材、横桁 鋼材

Before&After

手賀の丘公園吊橋(千葉県柏市)

柏市手賀沼の近く、丘の上にある公園「手賀の丘公園」。園内に点在するフィールドアスレチックの中に古い吊橋がありますが、安全点検の結果、使用中止となっていました。今回、改修工事を行なうことにより、安全および機能性の向上を図ることができ、以前のように多くの方々にご使用いただけるようになりました。

規模 幅員1.14m x 橋長20.0m
使用材料 ・床板:イペ材
・横桁:鋼材

Before&After

小山田緑地吊橋(東京都町田市)

桧材で作られていた吊橋の床板・枕木・地覆が腐食、老朽していたため、イペ材、ボンゴシ材にて改修しました。耐久性と景観性を考慮し、腐食に強い天然木材であるイペ材やボンゴシ材を使用しました。

規模 幅員1.5m x 橋長50.0m
使用材料 ・床板:イペ材
・地覆:ボンゴシ材
・枕木:ボンゴシ材

Before&After

桁橋改修事例

朝霧橋(愛媛県四国中央市)

国産材を使った木橋が、色あせやソゲ、腐食により改修となりました。リニューアルするにあたり、耐久性の高い素材として再生木材が検討されましたが、部材断面の制約があったり、木橋改修の技術とノウハウが問われましたが、ラスコジャパンの長年の木橋の製作、保守点検、改修の経験と豊富な再生木材の断面を取り扱っているため、オール再生木材で復元された文字通り「再生木橋」へと生まれ変わりました。ここまで忠実に再生木材だけで復元された橋は、非常にめずらしいとされています。

規模 幅員3.0m x 橋長15.8m
使用材料 ・構造材:鋼材
・床板:再生木材(ドゥーザーウッド)
・高欄柱:再生木材(ドゥーザーウッド)

Before&After

醍醐寺木橋(京都府京都市)

元は、桧造りの本格的な和風木橋でしたが、腐食によりボロボロになっていました。新たに施工するにあたって、桁・橋脚は芯材に鋼材を使い、木部はより耐久性のあるイロコを採用しています。また、橋脚の基礎にはピンファウンデーション基礎が使われています。見た目は昔ながらの趣がありますが、中身は現代風にリニューアルされています。

規模 幅員2.08m x 橋長10.2m
使用材料 ・構造材:鋼材
・床板:イロコ材
・高欄柱:イロコ材

Before&After

葛西臨海公園桁橋(東京都江戸川区)

外国産の木材で作られていた桁橋が老朽化したので、新しい桁橋に改修しました。主桁には、溶融亜鉛メッキされた鋼材、床板、高欄には高耐久性木材のイペ材が使用され、耐久性と景観面の両立が図られています。

規模 幅員2.2m x 橋長6.3m
使用材料 ・構造材:鋼材
・床板:イペ材
・高欄柱:イペ材

Before&After

デッキ改修事例

見次公園デッキ(東京都板橋区)

国産材を使った木橋が、色あせやソゲ、腐食により改修となりました。リニューアルするにあたり、耐久性の高い素材として再生木材が検討されましたが、部材断面の制約があったり、木橋改修の技術とノウハウが問われましたが、ラスコジャパンの長年の木橋の製作、保守点検、改修の経験と豊富な再生木材の断面を取り扱っているため、オール再生木材で復元された文字通り「再生木橋」へと生まれ変わりました。ここまで忠実に再生木材だけで復元された橋は、非常にめずらしいとされています。

改修内容 デッキ及び手摺の改修
使用材料 ・構造材:GRP
・床板:イペ材
・高欄:イペ材

Before&After

もえぎ野公園(神奈川県横浜市)

老朽化したハードウッド(外国産材)床板を再生木材に、塗装が剥がれ落ち、発錆した鋼製手摺を新たに製作(溶融亜鉛メッキ処理・塗装)し、交換しました。耐久性の向上する材料を用いて、水辺の景観にも馴染む暖かみのある色合いに仕上げました。

改修内容 デッキ及び手摺の改修
使用材料 ・構造材:アルミ
・床板:再生木材
・手摺:鋼材

Before&After

布引ハーブ園デッキ(兵庫県神戸市)

十数年使用され、老朽化が進んでいたため、全面改修されました。当初施工と同じセランガンバツ材が使われ、天然木特有の風合いがハーブ園の自然景観とよく合っています。

改修内容 デッキ及び手摺の改修
使用材料 ・構造材:せランガンバツ
・構造材:せランガンバツ
・高欄:セランガンバツ

Before&After

中尾親水公園デッキ(兵庫県明石市)

杉の防腐注入材で長年使用されてきましたが、腐食により使用できない状態でした。今回の改修工事では、支柱・構造材にアルミ形材、床板は南洋材のイペ材、手摺にはアルミと再生木材の複合材を使用しています。これにより耐久性を高め、メンテナンスの手間が大幅に削減されます。

改修内容 デッキ及び手摺の改修
使用材料 ・構造材:アルミ
・床板:イペ材
・高欄:再生木材

Before&After

日の出町デッキ(静岡県静岡市)

海辺の魅力が詰まった親水空間の清水港日の出地区において、老朽化が進んだ木製高欄の修繕工事を行ないました。GRP引抜材の高欄を設置することにより、周辺が明るく感じ、また塩害対策も高まり、より快適な憩いの空間に生まれ変わりました。また、床板はかなり退色が進んでいましたので、表面を薄く削り取り、木材保護塗料の塗布を行なうことで、新設のような仕上がりになりました。

改修内容 木製高欄、床板の改修
使用材料 ・高欄:GRP
・床板:セランガンバツ
・構造材:アルミ

Before&After

その他改修事例

中池見湿地木道(福井県敦賀市)

国産木材で土中に打ち込まれていた支柱が腐食したので、現地加工が可能で耐久性の高いアルミハニカム支柱に改修しました。また、重機などの進入が難しい場所のため、基礎にはピンファウンデーション工法が採用されました。

改修内容 構造材と基礎の改修
使用材料 ・構造材:アルミ
・基礎:ピンファウンデーション工法

Before&After

春国岱原生野鳥公園木道(北海道根室市)

ラムサール条約に指定されている湿地内の木道です。凍上、台風、大雨等により既設の木道が破損したので、新しい木道に改修しました。既設の木道の基礎には根がらみ工法が採用されていましたが、今回の改修では、環境に優しく軟弱地盤にも対応できるピンファウンデーション工法が採用されました。ピンファウンデーション工法は、根入れを深くすることができるので、風や雨等の災害に強く、また寒冷地に多い凍上の問題にも対応することができます。

改修内容 木道本体及び基礎
使用材料 ・構造材:カラマツ材
・床板:カラマツ材
・基礎:ピンファウンデーション工法

Before&After

井の頭公園手摺(東京都三鷹市)

既設の高欄の木材部分の老朽化のため、改修を行ないました。鋼材の部分は新たに塗装を施し、古くなった木材は再生木材に交換しています。再生木材の使用によって景観を損なわず、耐久性に優れた高欄に仕上がっています。

改修内容 高欄の改修
使用材料 ・笠木:再生木材(芯入り)
・ビーム材:再生木材(芯入り)
・化粧材:再生木材

Before&After