千本桜が楽しめる新川の最西端にある橋「櫓橋(やぐらはし)」。この川に架けられた橋の中では橋脚を持つ唯一の橋で、江戸時代風の趣があります。天然木材(桧、杉)を使用しており、架橋当初は木の香りとともに白く黄みを帯びる色合いは人々に安らぎを与え、また経年ともに銀ねず色に変化してゆく橋の面影はいにしえの情景が思い浮かぶようです。この橋の橋脚部の基礎には、「ピンファウンデーション工法」を用いています。