秋田県北部を流れる米代川を大きく蛇行させるように連なる七つの峰。さまざまな伝説や歴史に彩られた 七座山(ななくらさん)はそれらの峰々の総称として親しまれています。峰のひとつ蓑座(みのくら)に ある展望台は標高 192mに位置し、そこへ向かうための階段が老朽化していたため再整備しました。展望 台は片側が切り立った細い尾根に、階段は荒々しい岸壁にあり、重機を用いずに人力施工で強固な基礎を 構築できるロックファウンデーション工法が採用されました。