生活通路として、コンクリート製の段差も傾斜もある階段がありましたが、安全に高台へ上れる状態では ありませんでした。この急斜面に補助手すり付きの幅の広い階段を設置しました。所々既存のコンクリー ト擁壁がある斜面で、重機で大きく斜面を削る工程が必要となりますが、人力施工ができる「ピンファウ ンデーション工法」と「ヘキサパイル工法」を併用することで工程時間の短縮にもなりました。床板には 再生木材を、構造材にはアルミ合金を使用して長寿命化を図っています。