国の特別名勝及び特別史跡の二重指定を受けた浜離宮恩賜庭園に、潮入の池の中島にあるお茶屋へ渡る「中 島橋」。架け替え前のこの橋はRC造でしたが、「平成の大改修」と呼ばれるこのたびの改修は主要構造(桁・ 梁・橋脚)に無節の欅を使用し、笠木や床板などには桧(無節~上小節)が使われています。1902 年に 架けられた中島橋を現代木橋として復元しています。古来、伝統・近代木橋が多く架けられていました。 この橋はその木橋技術や庭園文化を広く後世に伝える役割を担っています。