この抱返り渓谷の吊橋は急峻な崖に沿うハイキングコースに設けられています。現地は豪雪地帯で、積雪 3mの条件で設計しています。森の木々の新緑や紅葉がすばらしい場所は寒暖差も大きく、湿度も高いこ ともあり、橋などの構造物には耐久性が求められます。「GRP」は軽量性と耐久性が評価され、横桁と手 すり柱に採用されました。景色に映える色合いの吊橋です。