景観施設用簡易基礎工法
エコロジーファウンデーション
軟弱地盤から砂地まで対応できる木道や
デッキなどのための簡易基礎工法
木道やデッキ、四阿など小規模構造物を対象にした簡易基礎工法。
小口径の鋼管をある角度で地中に打込むことで構造物の支柱に必要な支持力を持たせる工法です。1999年に日本で初めて施工して以来、今日までに1800件以上の施工実績があり、『環境にやさしい基礎工法』として長年、多方面から高い評価をいただいています。2010年2月には国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。
【7つのアプリケーション】
①重機が進入できない場所
②自然環境を守りたい場所
③通常基礎では設置が難しい急斜面地
④桜や梅、松など重要な樹木の根を保護したい場所
⑤貴重な動植物が棲息もしくは重要史跡がある場所
⑥湿地や砂地、水を抜くことが困難な湖や池など
⑦地盤の凍結深度が深い場所
従来の基礎工法では対応できなかった上記7つのアプリケーションのような問題があっても、構造物を作ることが可能になります。
この基礎工法には、ダイヤモンドピアー(DP-S、DP-M、DP-L)とスピードパイル(SP)の4種類の形があり、地盤の状況や構造物によって使い分けします。
軽量で人力運搬ができる
重機を必要とせず、ハンディタイプの電動工具だけで施工できる
地盤の掘削、埋め戻しが不要である
施工が簡単なので工期短縮ができる
自然環境に与える影響が少ない
礫混り土砂から硬岩まで対応できる木道や
デッキなどのための簡易基礎工法
ピンファウンデーション工法は軟弱地盤から硬質地盤までさまざまな地盤にご利用いただいていますが、岩盤だけには鋼管を打ち込むことができません。その問題を解決するために、多くの試験研究を重ねて、岩盤にも基礎が設置できるこのロックファウンデーション工法を開発しました。
ロックファウンデーション工法には、コンクリート製ダイヤモンドピアーを使用した「RF-DP」と鋼製定着金具の「RF-SB」の2種類の形状があります。表土層が少ない場合は「RF-DP」が適しています。また、表土層が無く、岩盤に設置する場合には「RF-SB」を設置してください。
資材搬入、施工ともにすべて人力でできる
現場でのコンクリート打設作業が不要
作業性が良く、工期を短縮できる
礫混り土砂から硬岩までほとんどの地山に使用可能
0~60度までの急斜面地に対応できる木道や
デッキなどのための簡易基礎工法
4本の鋼管を地中に打込むことで支持力を得るピンファウンデーション工法の難点は、斜面角度が急になることで鋼管が斜面側から突出してしまうことでした。その問題点を解決するために鋼管の打つ角度を変えることができる「クリフファウンデーション工法」がエコロジーファウンデーションに新しく加わりました。
地面に打込む鋼管が、斜面側から突出しないので納まりがきれい
重機を必要とせず、ハンディタイプの電動工具だけで施工できる
地盤の掘削、埋め戻しが不要である
施工が簡単なので工期短縮ができる
軽量で人力運搬ができる
地面に打ち込むだけで
支柱が立てられるフェンスや
防護柵などのための簡易基礎工法
フェンスや防護柵、手すりなどの支柱のための基礎工法。従来の基礎工法では、最初に地面を掘り込んで箱抜きされたコンクリートブロックを地中に埋める方法が一般的ですが、このスリーブパイル工法では土を掘削することなく、地盤面から直接、ハンディタイプの電動工具で打込むことですぐに基礎ができます。このスリーブパイルの形状の特徴として、鋼管先端に特殊なプレス加工を施しているので鋼管内部への土砂の侵入は少なく、支柱を設置する際にも土砂を取り除く必要はありません。 すでに、アスファルトやコンクリートで舗装されている場合では、スリーブパイルが打込めるだけの穴を表面に開けるだけで設置作業ができます。大きく舗装面を削る必要がなく、施工が早く簡単です。また、境界直近での基礎設置をすることも可能です。
軽量で人力運搬ができる
施工が簡単
工期短縮
地盤の掘削、埋め戻しが不要
境界直近での基礎設置が可能
コンクリートブロックは不要
街灯や大きな看板などのための簡易基礎工法
大きな照明柱やサイン、看板用の基礎工法。重量のあるものを支えるため、従来の基礎工法では現場にてコンクリート基礎を打設するか、または箱抜きされた大きなコンクリートブロックを地中に埋め込む作業が必要でした。このヘキサパイルは重機を必要としません。運搬もしやすく、ハンディタイプの電動工具で鋼管を打ち込むだけで設置完了します。あとは、上の構造物を取付金具と接合すれば完成します。
掘削及び埋め戻しの土砂が少ない
軽量なので運搬が容易
電動工具で簡単に設置できる
施工が早く工期短縮が可能
掘削量が少ないので自然環境にやさしい
軟弱地盤でも対応可能
直線にも曲線にもなる地形に合わせた
斜面防災用土留めと遮水堰
斜面防災・遮水等の簡易基礎工法です。従来の土留め工法は重機を用いて、矢板を打ち込むことが一般的でしたが、パイプウォール工法は軽量なアルミ矢板を使用し、ハンディタイプの電動工具を使用し、地中に打ち込むだけで土留めが完成します。この矢板はパイプ形状で強度があります。また、材質がアルミ合金なので耐久性が高く、現地での切断も加工も簡単にできます。フタをすることも可能です。
人力での運搬が可能
現地での切断や加工が容易
人力で施工可能
自然環境にやさしい
耐久性が高い