0~60度までの急斜面地に対応できる
木道やデッキ等の簡易基礎工法
クリフ ファウンデーション工法
4本の鋼管を打ち込むことで支持力を得ることができるピンファウンデーション基礎工法の難点は斜面角度が急になることで鋼管が斜面側から突出することでした。
その問題点を解決するために鋼管の打つ角度を変えることができる「クリフファウンデーション工法」がエコロジーファウンデーションに追加されました。
桜淵公園(愛知県)
春になると桜が咲き乱れるこの公園では、斜面地に多くの桜の木が植えられているため、コンクリート基礎での木道設置が難しいため、クリフファウンデーション工法が用いられることになりました。
急斜面地にデッキや階段を設置する場合に、コンクリートを用いて基礎を設置するには斜面全体の地形を変えるほどの大がかりな工事が必要となり、自然環境への影響も大きくなります。
4本の鋼管を基礎金具のスリーブに挿し込み、電動工具で地中へ打ち込むこの基礎工法はそのような地盤にかかる負担を低減させることができます。基礎の運搬から設置まですべて人力で行なうことができるので、重機も必要ありません。
どうしても移動させることができない擁壁の近くでも基礎を設置することが可能です。
桜淵公園(愛知県)